2018-01-01から1年間の記事一覧

尊大な自己愛の行き先は?

ジンジャーハイボール1杯で酔えた夜。 なんとなく、なんとなくだけれど、わたしはこの人とずっと一緒にいられるような気がしたのだ。わたしがこの人を好きだとか嫌いだとかはもうどうでもよくて、この人がわたしを受け入れてくれているという事実ひとつで、…

分別がつかないくらいがちょうどよい

ほんの少し、と言っても高校生くらいまでは、「付き合うまでに1年でしょ〜、それから3年くらい付き合って〜、結婚して〜」なんて平気で思っていた。というより、それが当たり前で、わたしもその当たり前に当たり前に乗っかっていくもんだと思っていた。 25歳…

今日は会社に行けなかった

今日は会社に行けなかった。 とはいえ、きちんと上司に連絡をして、有給休暇を利用して、休んだのでなんら問題はない。なおかつ、閑散期でやることはないくらいなのでちょうどよかった、と、罪悪感から逃れるには十分なほど理由はある。自分に言い聞かせて、…

2018.08.18

青と、黄と、緑と、オレンジと、を混ぜ合わせたような不思議な色をした空を車窓から眺めながら、帰路につく。田園風景が少しずつ離れて、住宅街やビルが増えていく。 数年ぶりに訪れた地元の銀行は梅雨みたいに湿っぽく、じとっとしていた。一線を退いたであ…

生きている、ではなく、生かされている

1ヶ月ほど前に受けた健康診断の結果は、ほぼオールAだった。大嫌いな採血、初体験の何とも言えぬ不快感を帯びたバリウムを耐えた甲斐があった。このでっぷりとお腹についた贅肉が許されるなんて!とほくそ笑みながら、上限をややオーバーしたコレステロール…

一生忘れないでいるから

なんで、自分がされた嫌なことを許さなくちゃいけないのだろう。ずっと覚えていたらいけないのだろう。思い出したら「今更」「また」「蒸し返す」と、言われなくちゃいけないのだろう。傷つける側の人間は、いつだって軽薄だ。その瞬間のことしか覚えていな…

健康で文化的な生活

6月はよく映画を観て、本を読んだ。 と、言っても映画は「 ワンダー」「万引き家族」「帝一の國」「百円の恋」の4本、本は角田光代と窪美澄と山本文緒をそれぞれ1冊。 どれもこれも私の好みであり、「嗚呼これこれ」と思わずその喜びを強く噛み締めた。 映画…

言葉では伝わらないことばかりで

映画「恋は雨上がりのように」を観た。元々原作であるコミックを1巻が出た当初から愛読していたけれど、どうも間延び感が否めず、9巻で買うのをやめたところ、いつの間にか映画化が決まっていた。なんとなく合点がいく。 「あの人気漫画がついに実写映画化!…

卑しいのは、どっち?

定期的にツイートしているけれど、「相手の好意を素直に享受できる」というのは、最早それだけで才能だと思う。この言葉をパッと見て共感してくれる人と疑問に思う人がいると思うけれど、前者とはいい友達になれる。そもそも、相手の好意を素直に享受できる…

病名がないという病気

いつも通り会社に向かうために、起きたのはいつもより少し遅い時間で。眠ったのはそこまで遅くなかったけれど、一度早い時間に目が覚めてからは30分ごとに目が覚めてしまっていて、あまり良い寝起きじゃなかった。けれど、なんてことない平日のいちにち。曇…

それが嫌いなんじゃない、それらを構成する全てが嫌いなんだ

突然のブログ。これは誰かや何かを想起しているわけではなく、ただただ思ったことで、140字じゃ収まりきらないフラストレーションの捌け口です。読みやすさやデザインなどどうでもいい!と思った結果のはてなブログ、お世話になります。 突然のブログで突然…